ヴィトンの修理のご依頼の中では,ストラップの作り直しが最も多いかもしれません。
という事で今回頂いたメールは・・・
「先日お見積もりを依頼したバッグとは別でもう一つお見積もりお願いしたいものがごさいます。
これもまたルイヴィトンのハンドバッグなのですが、斜めがけできるようにショルダーを長いヌメ革に取り替えしていただくことは可能ですか?
このバッグは14年前に購入したものでヌメ革が茶色になってしまっているのでショルダーだけ新しいヌメ革に変えると色が違いすぎのではという心配もあります。。」
という事でご依頼頂きましたのは下記のタイプです。(参考画像)
ヌメ革は変色するため,場合によっては全く同じ色という訳にはいかないかもしれませんが,近い色のヌメ革を使用して作り直す事が出来ます。
そうすると,それほど違和感なく仕上がります。
斜めがけが出来る長さにストラップを作り直しました。出来上がりをご覧ください。
単に似た色の革を使うのではなく、元々のヴィトンに使われているようなヌメ革を使用しますので、質感も似ており、色の変化も楽しめます。ヌメ革ではない革を使用して作りますと、例え仕上がった時はあまり違和感がないように思えても、時間が経つとその違いは明らかになってきます。
そしてこの通り、オリジナルのヴィトンのバッグのストラップと全く同じように、ステッチの外側にはラインを入れます。
元々のストラップかのように,全く違和感なく仕上げる事が出来ます。
お礼のメールを頂いていました。
「こんばんは、〇〇です。
本日、カバン受け取りました。
あまりにも完璧な修理に感動しました。素晴らしいです。
ほんとうに嬉しいです。
ショルダー部分の付け替えの方のバッグも自然な色のヌメ革で斜めがけショルダーを作っていただきありがとうございました。
両方とも大切にずっと使いたいと思います。
また何か修理が必要なものがあれば、お願いしたいと思います。
ありがとうございました。」
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