以前，確かグッチのキーケースの周囲の革（パイピング）を交換した例をご紹介させて頂いたと思います。
今回は，交換ではなく擦り切れた周囲を全体的に樹脂で綺麗に形を整えて，塗装して仕上げるという方法で修理をした例をご紹介致します。
薄い色の革だとなかなか同じ色を作るのが難しく，微妙な違いが色むらになってしまう可能性もありあまりお勧めできませんが，今回ご依頼頂いたのは焦げ茶色の革という事でその心配も無く，修理代も安く仕上げられるこの方法で対応させて頂きました。
いつもの事ながら修理前の画像が見当たらず比較して頂けないのが非常に残念なのですが，あまりに綺麗に仕上がっているので，その様子を見て頂くために少し大きめの画像をアップいたします。
修理したことが分からない位綺麗に仕上がりました。
この方法は，財布や鞄の底の4角などパイピングの修理にも活用できます。
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