●大好評のフェラガモの財布のリボンの修理のご紹介です。
大人気のフェラガモの財布ですが,布地のリボンの部分が黒ずんで汚くなってしまい,気になっておられる方も多いのではないでしょうか?長く使っていると,汚れだけでなく擦り切れてしまったという方もおありかと思います。
布地だとどうしてもそれは避けられませんが,革でリボンを作り直せば,汚れも付きにくく丈夫です。似た色の革で同じようにリボンを作る事が出来ます。
今回ご紹介するのは,そんなお悩みを抱えておられた神奈川県にお住いのお客様からのご依頼です。
「お世話になります。見積もりをお願いします。
フェラガモ長財布・ピンク
リボンの部分が布地なので、汚れが目立ってしまします。
リボンの部分を、財布部分と同じピンクの革に変えていただけないでしょうか。」
ご依頼頂いたのはこのタイプです。
という事で,ブランドオリジナルの物と全く同じ革はありませんが,似た色のピンクの革を使って一度リボンの部分を作り直させて頂きました。
そのままお使い頂いて何年か経ち,再びご連絡を頂きました。
「お世話になります。
前に、貴社にお財布の修理をしていただきました(リボンの部分の交換をしていただきました)皮の部分の汚れがひどくなってきたので、修理を依頼したいのですが、前回実施いただいた金額で可能でしょうか。
また、前回修理していただいたときは、リボン部分の皮は、貴社でご用意していただいたのですが、財布の内側に、パスケース部分がありますので、そちらを使 っていただき、リボン部分にあてていただけないかと思うのですが、可能でしょうか。
ご相談させていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。」
とご提案頂きました。
利用するパスケース部分の画像はこちらです。 フェラガモのサインが入っている部分です。
その部分を取り外して元々無かったかのように縫い直します。
そして取り外したパスケースを加工してリボンを作りました!
※リボン自体にはステッチを入れない方が,上品な感じに仕上がるので,最近はステッチ無しで仕上げています。
パスケース部分を必要とされない場合は,こうすればブランドオリジナルの革でリボンを作ることが出来ますね。
お礼のメールを下さいました。
「お世話になっております。
先日、商品を受け取りました。
想像と同じ仕上がりで、これからリボンがもう汚れないと思うととてもうれしいです。
ありがとうございました。
お願いしてよかったです。
今後も修理等ある場合はお願いしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。」
同じタイプの財布を使っておられる皆様,上記の方法で修理出来ます!