お気に入りの鞄だと使用頻度も高くなり,当然その分傷みも早くなるのは仕方のないことかもしれません。中でも持ち手部分はどうしても力が一番加わりますし,摩擦も多く,手の汗や水でぬれたりする事もあり,傷みやすい部分です。
根元から革が切れてきたり,革の表面がめくれてきたり,塗装が剥げたり,糸が切れて中の芯が出てきたり…そうなってくるといくらお気に入りでも使うのが嫌になってしまいますよね。
同様のお悩みを持たれる大分県別府市にお住まいのお客様からお問い合わせ頂きました。
「K's factory 様
〇〇〇〇〇と言います。
持ち手の上部の表面が剥がれています。
本体の金属部分と接触している部分が剥がれています。
表面のみの剥がれで持ち手自体は問題ありません。
状態としては(K's factoryのサイト内の)【プラダ ナイロン製ハンドバッグの革の持ち手のがめくれた物】に近いかと思います。
別のお店で修理を断られてしまいました。
正規店や購入店は近くになく、大事な鞄なだけにどうにか修理できないものかと…
全く同じものでなくとも、近い感じであれば構わないのですが…
何か良い方法はないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
鞄の種類
FENDI トゥージュール
色はサーモンピンクのような感じです
かなり淡いピンク、肌色に近いような…ネットで探しましたが、同じものが見つかりませんでした。
通常の2ジュールとは違い、サイドが布地です。
3年ほど前に購入しました。」
という事で,添付して下さった画像はこちらです。
この場合は持ち手を作り直す事になります。
まったく同じバッグの修理過程の写真と、出来上がりの写真はこちらのページでご紹介しておりますのでご覧ください。⇩
こちらの客様の鞄の出来上がりの写真は撮っていなかったのでご覧いただけないのですが,お礼のメールをご紹介いたします。
「K's factory 様
〇〇です。本日、鞄到着しました。
凄いですね!感動です!
修理不能とまで言われてたのに、こんなに立派になって帰ってくるとは…
K's factory 様の技術に感服致します!
大事に使わせていただきます。
この度は本当にありがとうございましたm(__)m
また、ご相談させていただくときはがあればよろしくお願いいたします。」
こんなに喜んで頂けるとこちらまで嬉しくなります。
難しい修理でも何とか頑張って修理致しますのでご相談ください。