かばん修理 の K's factory  ~修理例とお客様のお声~

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グッチ バンブートートの内袋交換・ヴィトンの財布の内張り交換と周囲の塗装・トラサルディのペンケースの修理   ・・・K's factory


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(参考画像)

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「先日は、キーホルダーの金具修理をお願いしました。まだ、商品は到着しておりませんが、他の物を見積もりしていただきたく、メールをいたしました。」とご連絡頂きました。

という事で一気に3つもお問い合わせ頂きました。 1つずつご紹介致します。

 

まず1つ目は・・・

「○グッチバンブートートバック(黒色)

①内側の張替と②中心のファスナーのついた仕切り部分の撤去。ただの簡単なトートバックのようなストンと物が入れられるようにしたいのと、軽いように、布地で内側の張替。

また、内側を張り替える場合、革と布地では、金額的にどのくらい違うのかも教えてください。

バックの上にあります、かぶせのふたのような弓なりの部分が、固く、使用しづらいと感じています。
これ取り払 うと使いやすくなると思うのですが、それだとせっかくのデザインを壊してしまうとも思うので決めかねています。あの部分が落ち着いた印象を与えるようです。
 取り払わないにしても、革が二枚重ねになっているようなので、外側の一枚にすることや、別の柔らかい革に変更することや、内側のナイロンで作ることや
もともとの革の面積を減らして、中央のマグネットで閉じるようにすることなど思いつくことを羅列しましたが、なんとも素人でわかりません。
 そもそもの外観をさほど変えずに使いやすくなると一番いいのですが、どうぞ良いアドバイスをご提案願います。」
 

という事で,内袋はナイロンで作り直しました。 中央のファスナー付ポケットはなくしましたので,沢山入れられるようになりました。

又,フラップは分解して芯を取り,裏側を柔らかい皮に交換しましたので全体がしなやかになり,開け閉めしやすくなりました。

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2つ目は・・・

「○トラサルデイーの筆箱(茶系、依頼部分はベージュ色)

内側にあったペンさしの部分を、1本分だけのこし、あと2本分を切り取っています。自分で数年前にしたものですが、今となると、以前のほうが使えるので、①元に戻したいのと、②革の汚れをきれいにしたい。」

長年時間をかけて付いた革の汚れはあまり綺麗にはできませんが,風合いを残しながらクリーニングしました。 ペンさしも元通り復活させました。

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3つ目は・・・

「母が、15年ぐらい前にイタリアで購入したヴィトンの二つ折りのお財布(定番のあのマークのものです)の、カード入れの部分がべたべたしてきたと、以前から言っていたのを思い出しましたので、そちらも、お願いすることになるかもしれません。本人に尋ねてみます。

その場合は、おいくらぐらいでしょうか。画像はありませんが、大体で見積もりお願いします。
近く、品物を送らせていただきます。よろしくお願いいたします。」

という事で,財布周囲の塗装のやり直しと,札入れ・カード入れの内張りを交換いたしました。

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お礼のメールを下さっていました。

「K's factory 様

本日受け取りました。本当にありがとうございました。
素晴らしいお仕事、感服いたします。
明日、母にお財布を持っていきます。きっと喜びます。代わってお礼申し上げます。
私のほうは、バックと筆箱ありがとうございました。姉からゆずりうけたバックと誕生日にもらった筆箱です。
末永く大事に使います。バックのふたいいですね。
まだまだ暑いですね。お体にお気をつけて頑張ってください。また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。」
 
記念の品や長年使っているお気に入りは,修理をしていつまでも大切に使いましょう!